Google、 Citi、 MasterCard、 First Data、Sprintが共同でモバイル決済サービスを提供
- Google Walletにより、かざすだけで支払い、時間短縮、お金の節約が可能に -
マスターカード・ワールドワイド(MasterCard)、Google、 Citi、First Data 、Sprintの5社は、携帯電話をかざすだけで支払いができるアプリケーションGoogle Walletを発表しました。
消費者は、店舗で買い物をする際に、専用の端末に携帯電話をかざして決済することにより、買い物時間の短縮やお金の節約が可能となります。事業者にとっては、顧客に適切なオファーやプロモーション、ロイヤルティーの特典を提供し、スピーディーかつ手軽に買い物してもらうことができるため、顧客関係を強化することが可能です。
現在フィールド実験段階であり、今夏からユーザーが利用できる予定です。Google Walletは、今回のGoogle、Citi、MasterCard、First Data、Sprintの5社から発表されましたが、ほかにもカード発行会社および金融機関、ペイメント・ネットワーク、移動体通信事業者、モバイル端末メーカー、POSシステム関連企業、加盟店などの参加を求めています。
Google Walletでは、商用展開の際に、PayPass対応のCiti MasterCardカードとバーチャル・カードであるGoogle Prepaidカードの2種類の決済ソリューションでの支払いをサポートする予定です。現在すでにPayPassを搭載したCiti MasterCardカードのホルダーは、First Dataのサービスを使って、無線でGoogle Walletへの機能を追加することができます。あるいは、種類を問わずに手持ちのペイメント・カードを使って、Google Prepaidカードにチャージすることも可能です。
Google Walletは、NFC技術を使用しており、会計時にPayPass対応端末に携帯電話をかざすだけで決済を行うことができます。また、これまでの財布やカードではなし得なかった機能を実現できるよう設計されているとのことです。アプリケーションごとにPINが要求されるほか、第一弾では、すべてのペイメント・カードの認証情報は暗号化されてチップ上に保存されます。これは「セキュア・エレメント」で、Android端末のメモリとは独立しており、正規のプログラムのみがアクセス可能となります。
Google Walletは、かざすだけで支払いが可能な加盟店向けのPOSサービスとして拡大するMasterCard PayPassのネットワークと連携しています。その結果、全米で12万4,000以上、世界で31万1,000以上のPayPass対応加盟店で利用可能となる予定です。
また、消費者は今後、Google Walletを一度かざすだけで、クレジットカードやギフトカードで商品を購入したり、クーポンを使用したり、ポイントを獲得したりすることができます。Googleは現在、VeriFone、Hypercom、Ingenico、VIVOTechなどと協力し、次世代POSシステムを開発中です。新サービスのSingleTapの加盟小売店は、American Eagle Outfitters、Bloomingdale’s、Champs Sports、The Container Store、Duane Reade、Einstein Bros. Bagels、Foot Locker、Guess、Jamba Juice、Macy’s、Noah’s Bagels、Peet’s Coffee& Tea、RadioShack、Subway、Toys“R”Us、Walgreensとなっています。
Google Walletによるフィールド実験の第一弾は、ニューヨークとサンフランシスコに焦点をあてて行われます。これらの地域では、CVS、Jack in the Box、Sports Authority、Sunocoなどの大手アウトレットをはじめ、多くの小売店、コカコーラの自動販売機、タクシーなどがPayPassに対応しています。First Dataは、これらの分野で新規加盟店を積極的に募集しています。
Google Walletの第一弾は、Sprintネットワークを使用したNexus S 4G端末での提供開始を予定しています。